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全国憲法研究会は、約400名の会員を擁する憲法学研究者の学会です。
2020-10-16

特別研究会「コロナと憲法」

【企画趣旨】

 新型コロナウイルス感染症のパンデミック、およびそれへの国家や社会の対応は、憲法の人権・民主主義・平和の基本原理の意義があらためて問われる重大な状況を日々生じさせています。

 こうした状況を仮に「コロナと憲法」問題と呼ぶとすれば、この問題についての学問的な検討は、「憲法を研究する専門家の集団であって、平和・民主・人権を基本原理とする日本国憲法を護る立場に立って、学問的研究活動を行」うと規約第1条で定める本研究会として、総力を結集して取り組むべきものと考え、以下の要領で特別研究会を企画しました。

日時:2020年10月18日(日)13:30 ~17:00
会場:オンライン開催(参加方法の詳細は会員宛てにメールにて告知)

報告者・報告タイトル(敬称略)

・小澤 隆一(東京慈恵会医科大学)「総論・企画趣旨説明もかねて」(仮)
・建石 真公子 (法政大学)
 「新型コロナウイルスと立憲主義──生命権・健康権保護と公益」(仮)
・山本 龍彦 (慶應義塾大学)「公衆衛生とプライバシー保護の関係」(仮)
・米村 滋人(東京大学・ゲスト)
 「科学的判断と社会的意思決定──『行動変容』を求めたのは誰か」(仮)

司 会:木下 智史(関西大学)・杉山 有沙(帝京大学)
特別研究プロジェクト・ワーキンググループ:
小澤 隆一(東京慈恵会医科大学)、木下 智史(関西大学)、只野 雅人(一橋大学)、 巻 美矢紀(上智大学)、毛利 透(京都大学)、 山元 一(慶應義塾大学)

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